プレミアム感だけでなく、アレルギーへの心配を軽減するプラチナ素材としても、最近では期待が高まっています。プラチナは金属アレルギーが出にくいと言われていますが、混ぜられているパラジウムに反応する方が増えてきました。プラチナネックレスやプラチナの結婚指輪のほとんどは、このpt900（プラチナ90％＋パラジウム10％）の合金です。

パラジウムを混ぜると硬さを調整できるので、形がつくりやすいことからも宝飾品には好んで使われています。ホワイトゴールドやイエローゴールドには、WG18KとかＹG14Kのように刻印があります。

これもパラジウムが含まれていますし、高価なプラチナの代替材料としてよく用いられているホワイトゴールドにもパラジウムが含まれています。

このように「プラチナだからアレルギーはない」「良い商品で安心である」と思わずに、確認しておくことが大切です。＜パラジウム＞使用のpt900製リングではアレルギーが出てしまう方は、パラジウムフリーのプラチナ素材をお試しください。

パラジウムのように安い金属ではありませんが、イリジウムを混ぜたプラチナは、地金の性質や美しさも素晴らしいのですが安全性が高く、安心して身に着けられるメリットがあります。大量生産には向かない地金なので、一つずつ手作りでの制作となりますが、どんな高級ブランドの結婚指輪よりも、ふたりの心に残ります。

イリジウムアレルギーが無い方にとっては嬉しい素材です。「アレルギーが心配、でもやっぱり結婚指輪はプラチナじゃないと」という方に一度検討してほしい素材です。

デザインにこだわりが無く、シンプルな仕上げにしたとしても独特な質感はプレミアム感満点で持つ満足感をもたらすはず。

もちろん通常プラチナと同じく、オーダーメイドにもご対応いたします。
※プラチナ＋イリジウムでオーダーメイドのご希望は、

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＜イリジウム＞は非常に硬い物質で、硬さをあらわすヤング率、剛性率すべてが大変高く鉄鋼の２倍以上の数値を示すほどです。熱や摩擦に対して非常に耐久性が高いため、自動車のスパークプラグや高級万年筆のペン先に使用されています。

そのイリジウムを含むこのスペシャルプラチナは、同じ鋳造技法（型に溶かしたプラチナを流し込む）でも、耐久性は大きく違います。他のpt900の約2倍のHV硬度を示し、傷に強い特性を持ち、長くプラチナならではの輝きをずっと長く保つことが期待できます。

ダイヤモンドなど石留めをした爪もすりへりにくく、長期間身に付ける婚約・結婚指輪の素材としては、大きい長所と言えますね。

結婚式では「婚約指輪と重ねつけしたい」と希望する女性も多いようです。婚約指輪は、冠婚葬祭で身に着けられるので、重ねつけてもバランスが取れるようなタイプのブライダルリングをデザインするのもおすすめです。

ギリシャ神話の虹の女神イリスにちなんで名付けられた＜イリジウム＞は、一年にわずか４トンしか採掘されないと言われています。ゴールドが年３０００トン程度といわれるのに比べ、極端に生産量が少ないため希少性は高まり続けています。

また、耐食性が高く日常の環境では、サビや変色も起こりません。永遠の愛を誓うカップルにふさわしい金属で、一生涯大切にしていただけます。

科学的に極めて安定している＜イリジウム＞は、金が溶ける強烈な酸＜王水＞にもほとんど溶けません。その耐久性により、長い年月にも変化してはならない＜重さと距離の基準/キロ原器・メートル原器＞にふさわしい素材として、不滅のプラチナとともに選ばれ使われました。

世界に３０本あるこの＜メートル原器＞の内一本が日本にあり＜重要文化財＞として保存されてます。こんな歴史的価値がある素材は、この特別なプラチナ以外に無いのでは？

ゆるぎない基準として使われてきた＜メートル原器＞と同じ素材でできたこの特別なプラチナ。

変わらない絆の象徴＜結婚指輪＞の素材として、これ以上ふさわしいプラチナは無いのかもしれませんね。