パラジウムにアレルギー、でもプラチナのリングがつけたい
「パラジウムにアレルギーがあるんですが、やっぱり結婚指輪はプラチナ
あきらめたくないんです」
そうおっしゃる方から、ご相談がありました。
パラジウムに反応が出る方でも着けれるプラチナはあります。
結論から言うと、パラジウムに反応が出る方でも着けれるプラチナはあります。
当社で結婚指輪を作れます。
パラジウムを含まないため、<パラジウム・アレルギー>がある方にも着用していただけるプラチナ素材です。
パッチテストなどで、パラジウムがアレルギー源で、プラチナなどはOKということであれば、こちらでの製作がオススメです。
当社は、
・【ギャラリー】の全モデル、
そして、
・ギャラリーのモデルをベースにしたカスタマイズ
・ご希望のデザインからのフルオーダーメイド
どの方法でも、パラジウムフリーのプラチナで婚約指輪や結婚指輪の製作が可能です。
当社の<Pt950EXTRA~プラチナ950エクストラ>素材のメリット
こちらの素材ですが、パラジウムフリーで<パラジウム>でアレルギー反応がある方でも着けれるリングに仕上がる以外にも多きいメリットがあります。
<ご注意>
アレルギー反応全般を防止するという意味ではございません。パラジウム以外にも肌に反応が出る場合、そちらへの考慮も必要です。
購入のご判断材料になればと、以下の<テストピース・レンタルサービス>を行って多くのカップルの皆様にご利用頂いております。
実物のリングに使用する素材でテストもご対応
当店では、実物のリングに使用する素材、この場合<Pt950EXTRA>の小片を、ばんそうこうで目立たない場所に数日貼り付けてみる<テストピース・レンタルサービス>を行っております。
あくまでご参考のためで、医学的な検査とは違いますが、ご納得してリング選びをするための検討材料としてご活用くださいませ。
<テストピース・レンタルサービス>の申し込みはこちらから
将来的に体質の変化で今のリングが着けられなくなっても大丈夫
以前にペアリングやペンダント、チェーンなどで肌かぶれが出たことがあると、
「結婚指輪の購入後に体質が変わって、アレルギーで着けられなくなったらどうしよう?」
とご心配なさる方、いらっしゃいます。
ショップでも、
「ずっと安心だから」
とアレルギー対応素材の結婚指輪をお選びの方、いらっしゃいます。
また、高価な世界的ブランドで購入したマリッジが、数年後突然かぶれで着けられなくなり、当社のアレルギー対応マリッジを選びに見えられる方もいらっしゃいます。
当店では、そんなお客様のお困りごと、ご心配を解消するために
【フレームチェンジ・サービス】
をスタートしています。
購入後、しばらくしての体質の変化で
「結婚指輪を着けられなくなった」
場合に、手出しを抑えてアレルギー対応素材の結婚指輪にチェンジできるサポートサービスです。
もし<パラジウム・アレルギー>か確かでない場合は↓ご確認ください。
もし<パラジウム・アレルギー>かもという場合の理由が、明確じゃない場合。
例えば、
「プラチナ900のリングでかぶれたことがあるけど、プラチナはかなり安全だから、
疑わしいのはパラジウムと思って・・・」
という感じで、店頭で接客していても、なんとなく経験や知人の経験談から、
「コレが原因」
と思い込んでらっしゃる場合が多いように思います。
もし
「なんとなくそう思っていた」
という感じで、アレルギーの症状をとらえていた場合、原点に戻って以下の部分をご確認下さいね!
はじめに~アレルギー対策は素材選びから
まず最初に押さえておきたいのは、
「金属アレルギー対策は素材選びがポイント」
ということです。
金属アレルギーは、リングの素材の金属から汗などで、アレルギー源となる金属イオンが流れ出すことでかぶれや赤みが引き起こされることです。
体質により、反応するアレルギー源が違うことがありますので、
なにが自分の場合アレルギーを引き起こすのか?ココを押さえることが始まりなんです。
つまり「金属アレルギー対策は素材選びがポイント」
もう少し詳しく言うと、
ココが肝心なんですが、
・素材に含まれている成分(金属の種類)を知る事が重要
ということなんです。
ポイント【その2】~もしかしてそれ金属アレルギーじゃないかも
「金属アレルギー対策は素材選びがポイント」
そう書きましたが、ここ以外のもうひとつのチェツクポイントがあるので、
ちょっと立ち止まって、是非ご確認を!
それは
「その症状ホントに金属アレルギー?」
という疑問をちょっとだけリセットしてみること。
実際、ショップにいらした方が
「プラチナはアレルギーが出たので・・・」
とおっしゃるので、リングに使用するプラチナで作ったテストピースを肌に貼り付け様子を見たところ、
「全然大丈夫でした!」
とのことで、普通にリング選びをされ、プラチナの結婚指輪をご購入になりました。
「プラチナのリングの下の肌がかぶれたので、てっきりプラチナの金属アレルギーだとお持ってました!」
理想だった<プラチナの結婚指輪>危うくあきらめるところでしたね!
あぶない、アブナイ!
一応《手湿疹》《主婦湿疹》《洗剤かぶれ》の可能性を確認しましょう。
リングの下(肌にリングの触れている部分)の肌かぶれですが、
必ずしも金属アレルギーとは限らないようです。
洗剤や汗がリングと肌の間に残ることで肌を刺激し、かぶれなどの症状を引き起こす
《手湿疹》
の可能性もあるんです。
炊事・洗濯で水仕事を多くする主婦の方に多いため《主婦湿疹》とも呼ばれます。
原因がこの《主婦湿疹》ならば、
・水仕事の時に手袋で洗剤に触れないようにする
・洗剤などに触れた後はよくゆすいで、指先を乾かす
などでおさまるようなら、アレルギーよりこちらの湿疹の可能性が高いかも知れません。
もちろん湿疹が出やすいということは、肌のバリア機能が低下している可能性がありますので、そこから金属イオンなどが入り込み、アレルギー反応が起きる可能性があります。
「たまたますごく仕事が立て込んでいて、指先をケアする時間が取れなくて」
など、
《環境など一時的な原因で、かぶれが出ていた⇒環境が変わったら治まった》
という場合はリング選びにあまり神経質にならなくても大丈夫なパターンかも知れません。
しかし、
「なかなか症状が引かない」
「周期的に症状が出ることが長期間続いている」
という場合は、
・皮膚科の受診をする
・パッチテストでアレルギー源を見つける
など、リング選び前のご準備をしっかりすることが必要になると思います。
【リングの成分】はお店により違う事があるので要注意!
結婚指輪の場合、純度は同じでも、変形やキズを防ぐための適度な硬さや加工しやすさを持たせるため、一定の割り合いで金・プラチナに他の金属が加えてあります。
何を加えるかは、ショップにより若干違う時があり、この記事ではセブンドリームスの場合を例に構成してあります。
そのため、他社様の製品の場合、例えば同じ<プラチナ950>の呼び名でも、成分が違う事があるため、ご注意下さい。
パラジウムのアレルギーでも着けれるプラチナのメリット・デメリット
パラジウムアレルギーでも着けれる<パラジウム・フリープラチナ>
それが<プラチナ950EXTRA>です。
そのメリットは、
もちろん
・パラジウム・フリーだから<パラジウムアレルギー>でも安心して身につけれます
Q&A
パラジウムフリーのプラチナの色は?
通常のプラチナと変わりない色合いです。
プラチナとパラジウムの関係は?
プラチナは、そのままではリングにするには柔らかい金属なんです。
なので、リングを作る場合、パラジウムという同じ白金族の貴金属を加え、適度な硬さに調整しています。
基本的に<パラ割り>と言われる、パラジウム入りがデフォルトなので、
パラジウムアレルギーの方は、身に着ける場合注意が必要となります。
パラジウムを入れず純プラチナだけでリングを作れる?作るとどうなる?
製作したことがございますし、作れます。
ただ繰り返しになりますが、やはりパラジウム入りより
柔らかいことで、キズは少し入りやすいものになります。
また柔らかいため変形が起きる可能性があるため、当店ではもし純プラチナで結婚指輪をお創りする場合、パラジウムより厚さを厚めに仕上げるのをおススメしております。
当店の基準は、
・パラジウム入りの標準的なプラチナ⇒1.7mm程度
・純プラチナの場合
2.0mm程度
そして幅も3mm以上の方が、強度が稼げますので、ご希望のデザインなどとの兼ね合いはご相談くださいませ。
いかがでしょうか?
お忙しい中、最後まで読んで頂きありがとうございます!
少しでも指輪選びのお役に立てたら、嬉しく思います。
私たちは、オーダーショップとして25年以上ジュエリーをご提案して来たキャリアを活かして、選ぶプロセスから寄り添う姿勢を大切に、サポートを致しております。
ご説明が不足な部分、ご不明な点、いつでも、どんなことでもご相談頂ければと思います。
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