<プラチナ950と900の違い>について
婚約指輪/結婚指輪の素材について
今回は、
ご質問が多い<プラチナ950と900の違い>についてです。
簡単に言ってしまうと
<プラチナ900とプラチナ950の違い>は
<純度>です。
プラチナは1000分の○○で純度を
表します。
(※ちなみにゴールドは24分の○○)
つまりプラチナ950はプラチナ900より
5%純度が高いプレミアムなプラチナということが
言えます。
プラチナ950のプレミアム性に関しては、
もうひとつの理由があります。
これから説明していきたいと思います。
日本でジュエリーに使われるプラチナは?
日本でジュエリーに使われるプラチナの規格は
・プラチナ850
・プラチナ900
・プラチナ950
の三種類です。
このうちプラチナ850は、チェーンに使われる事が大半で
リングに、特に結婚指輪に使われるのは
・プラチナ900
・プラチナ950
の二種類となります。
※メーカーによってはほぼ全てがプラチナの製品もあります。
このプラチナの純度に関してですが、
アメリカ、ヨーロッパ数カ国では純度950以上に定められています。
そのため世界的にプラチナと認められる、
よりプレミアム感がある<プラチナ>として
<プラチナ950>の人気が高まってきたという
ストーリーがあるのです。
・純度の高さ
・世界基準のプラチナ
という二つの強みを持つのが<プラチナ950>
と言うことがおわかりになると思います。
では見た目に関してはどうかというと、
はっきりわかるほどの違いはないと言えると思います。
基本的に二種類とも90%以上がプラチナという
高純度な材質ですので、着けてみても明らかな
違いを感じることは難しいと思います。
注意するポイント
以上のように、リングとしてお使いになるぶんには
体感する違いが無い二種類のプラチナですが、
作り手目線で見ると、大きい違いがあります。
それは加工する時の容易さ。
プラチナ900は様々な加工に対応する加工のしやすさ
が優れた特性ですが、プラチナ950は若干加工が難しいところが
あり、シンプルなデザインならOKですが、
そうでない場合、950を選ぶことでやり直しで納期が
伸びたり・・などのリスクが生じることがあります。
なお純度が高い分、いくらか900よりもお値段が
高くなることもご注意も。
セブンドリームスには、プラチナ950での
事例もございますので、(記事の最後のリンクをクリック)
ご覧頂いて<プラチナ950>のプレミアム感にメリットを
お感じなら<プラチナ950>そうでなければ<プラチナ900>
という風に、ご検討いただければと思います。
今回は、婚約指輪/結婚指輪の素材としてお問い合わせの多い
<プラチナ950と900の違い>についてご説明をしてみました。
この記事が、お二人らしいリング選びのお役に立てれば
幸いです。