■金属アレルギーでも着けれるティファニータイプのエンゲージ向け素材は
ズバリ
1.ジルコニウム
2.ブラックジルコニウム
3.ハフニウム
4.タンタル
5.チタン
この五種類となります。(全てアレルギー対応素材です。)
金属アレルギーでも大丈夫なアレルギー対応の婚約指輪をお探しの方向けに、特にティファニータイプの石座デザインのリングに対応する素材について、
それぞれのメリットとデメリットを交えながら、わかりやすく解説して行きたいと思います。
一生身に着けるものですから、後悔の無いようしっかりした知識のもとで、きちんと選んで納得いく理想のリングになるようサポートさせていただきますね!
※ティファニータイプの婚約指輪とは?6本爪で中絞りの婚約指輪の事です。
シンプルですがとても人気があるデザインなんです。
【金属アレルギー対応ティファニータイプジルコニウム婚約指輪ギャラリーへ】
【初公開】金属アレルギー対応の婚約指輪が出来るまで<サプライズプロポーズから成功までの物語>
プラチナの3倍の硬度を持つレアメタルでの婚約指輪作りはキャスト技法(鋳造:量産)が使用できない為1本1本丁寧に手作業で製作していきます。日本でも製作できるジュエリー職人は数少ない存在なのです。特別な人に贈る婚約結輪は想いを込めてに仕上げています。
※14種類の金属から選べるのでプラチナ・K18・ピンクゴールド・シャンパンゴールドなどもご希望に合わせて製作させて頂きます。
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婚約指輪選びのポイントは
・ダイヤモンド選び
・リングのフレーム選び
二つの要素が組み合わさっていますが、今回はフレームに関して、特に肌が弱い方にとってとても気になる素材の選び方について丁寧にポイントをお伝えしていこうと思います。
あ、言うまでもないかも知れませんがダイヤそのものは<炭素>で出来ていますので100%アレルギーフリーです!
なので今回はリングの枠=フレームの素材のお話です。
一生もののリングを探す、婚約前のプレ花嫁さんだけでなく、プロポーズ検討中の男性の方にもお役に立つ知識をお伝えしますのでお付き合いよろしくお願いします。
■まず押さえておきたいポイント
まず、案外知られていないポイント、
それは「自分が何のアレルギーか知る事」が必要という事。
「そんなこと知ってる!旅行で買った金のピアスでかぶれたから金のアレルギー」
そう思われたかもしれません。が!ちょっとだけ待ってください!
そこにあるのは、過去に<金>や<プラチナ>のピアスやペアリングなどジュエリーをつけて肌トラブルが出たから
「金(orプラチナ)にかぶれる!」というイメージ=思い込みかもしれませんよ!?
刻印を確かめたらわかりますが、海外旅行でお土産屋さんで安かったから買った金と思ってたピアスでかぶれがでて、
確認したら低品位のアクセサリーだった・・なんてこともよくありますから・・。
「え~!?私のはそんな安いのじゃなくて、プレゼントされた一流ブランドなのに??」
そう思われた方、アレルギーは<粗悪>だから出る。と思われていませんか?
アレルギーは、必ずしも「粗悪だから、低品質だから出る」ものではなく、
「品質が良いものでも、アレルギー源が含まれていたら出る」という事、押さえてから次に進みましょう!
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■自分のアレルギーの発生源を見極める。
・プラチナやK18ゴールドのリングにかぶれる=金・プラチナアレルギーと限らない。
実は、金、プラチナといってもジュエリー用の金・プラチナは他の金属が入っています。
目的は強度を高めるためや加工しやすくするためです。
純金や純プラチナは柔らかいため、ジュエリーのように細くてこまかいデザインに加工した時、どうしても曲がりやすかったりするんです。
例えば、ジュエリー用のプラチナ900(Pt900刻印)には多くはパラジウム、18金(K18刻印)は銅と銀が含まれています。
これらはアレルギー発症の可能性が比較的上位の素材です。
確かに純金、純プラチナにもアレルギー発症の可能性はあるようです。ただ、より確立が高いパラジウム、銅に反応している確率のほうが高いかもしれません。
日本酒にサランラップみたいに
薄く伸ばした金箔やプラチナ箔が混ぜてあるものを見かけるように、
ほとんどの場合、人体にトラブルを起こすことは無いことからも
他の金属の可能性を疑う方が、確率が高いですよね。
もちろんシルバーも抗菌作用がある製品に入っているように
比較的人体への悪影響は無い金属です。質問などあればお気軽にご連絡ください。
小さな事でも・今困っている事でも出来る限りお答えいたします。
■では、どう素材選びをするか?
次は素材選びの方法です。
以下3つが主な方法になると思います。それぞれメリット・デメリットをご説明していきますね。
【1】皮膚科で受けれるパッチテストを利用する。
< メリット>医療機関の確実な調査結果で自分が何のアレルギーか確認出来る。
< デメリット>・費用と時間(数日)がかかる。
・リングを選ぶ前提の調査ではないので、リング素材でタンタルなどが対象に入って無い、つまり判別できない範囲があります。
【2】実際に使用されるリング素材の小さいピースをしばらく身に着ける】
< メリット>リングの実物と同じ素材でテストする⇒確実で一番手っ取り早い方法ですね。
< デメリット>・対応するショップ、してないショップがある。
・正式な医療機関の検査ではないため、あくまで判断のサポートの位置づけです。
【3】過去にアレルギー発症事例が無いオールマイティーな素材を選ぶ
・タンタル、次にハフニウム< メリット>過去にアレルギー発症の報告が無い素材。
<デメリット>両方とも高価なレアメタルで、加工が困難な素材。量産が効かない。
ハンドメイドに頼るため価格が高め。
~ちなみに当店のお客様が選ばれる順番はというと
【3】過去にアレルギー発症事例が無いオールマイティーな素材を選ぶ
【2】実際に使用されるリング素材の小さいピースをしばらく身に着ける
【1】皮膚科で受けれるパッチテストを受ける。
この順番です。「ブライダルの準備も色々あるので、時間の制約もある中で確実な選択肢を選びたい。」
とか
「将来、また何でアレルギーが出るか心配だから一番安全な素材にしておく。」
というのが、【3】を選んだ方の理由として多いようです。
比較的早くから挙式準備を始められて、時間にゆとりがあるかたが【1】【2】には多いように思います。
このあたりはお二人で話し合われて進めて行かれると良いと思います。
では本題の素材選びへ進みましょう。
■オススメ素材を選んで行きましょう。
今回は繊細なティファニータイプの爪の婚約指輪づくりが、
前提なので、柔らかく変形しやすい純金・純プラチナは
一旦選択肢から外しますね。
繊細なデザインと安心してつけれるリングにしたいという
希望を両方かなえる素材は?
1.ジルコニウム
2.ブラックジルコニウム
3.ハフニウム
4.タンタル
5.チタン
この五種類と思います。
なかでも<タンタル>次いで<ハフニウム> >は
対アレルギーでは鉄板とも言えますが、価格も重要な
判断材料!
価格も加えた総合ポイントで判断すると、こんなランキングになると思います。
1.ジルコニウム
メインのおススメ素材、金額も一番手頃でカラーも
プラチナに近い。鮮やかな発色や、はがれにくいブラック仕上げ
も可能とオールマイティーな素材。
なので1位です。
◆ジルコニウムの婚約指輪のメリットとデメリットについてお知りになりたい方へおススメ記事
2.ハフニウム
ジルコニウムに色味が近く、シルバーグレーカラーがプラチナに近い外観。
しかも
タンタルと並びもっともアレルギーに対して安全性が高い。
レアメタル中でも希少性が高いためプレミアム感は申し分なく全体にポイントが高いのがハフニウム。
ただ加工が難しく、ジルコニウムより手間がかかるため、少し製品価格が高めになりがち。なので2位
・ハフニウムの婚約指輪についてより詳しくお知りになりたい方は、こちらから
⇒【ハフニウムの婚約指輪のメリットとデメリットについて】
・当店のハフニウムの婚約指輪のデザインバリエーションは
⇒【ハフニウムのアレルギー対応ティファニータイプ婚約指輪】
・当店でハフニウムの婚約指輪を実際に購入された方の声は
■ハフニウムで実際にティファニータイプの婚約指輪を購入された方の声
3.タンタル
アレルギーに対する安全性は最高ランク、ただもっとも黒い金属で黒味が強い個性的な外観です、そこが好き!という肯定的な方、やっぱりエンゲージはプラチナに近い色で!という方、二種類にわかれます。
またレアメタル中でも希少性が高く、加工もジルコニウムに比べてかなり困難なため、価格が高め。色の好き嫌いがあるのと価格高めで3位
【※タンタルでは婚約指輪は製作はまだオーダーを頂いてないので画像がありませんが
ご依頼があれば受け付ける事は出来ます。
まだ誰も作ってないので是非日本で初になる方、ご依頼をお待ちしています。】
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4.チタン
元々の金属の色合いが若干グレーよりなのが気にならなければ、アレルギーの例もなく安心な素材ですが、ティファニータイプの爪を製作する場合、他の素材と手間が変わらないため、ジルコニウムと価格差がそれほど無く、あえてチタンを選ぶメリットがちょっと薄いと思います。カラーリングが素敵だと思えばチタンも美しいです。4位
5.その他のプラン
後、純プラチナはOKで、パラジウムがNGそして< イリジウム> は反応出ないという方なら、パラジウムフリーの<イリジウム10%プラチナ>も良い選択の一つと思います。エンゲージはどうしてもプラチナが良い!という方も、こちらは強度も高く、おススメの素材です。
<イリジウム10%プラチナ>について詳しくはこちらをご確認ください。
・関連ページ【プラチナ+イリジウムの結婚指輪について】はこちら
6.除外したもの
【コーティング】
⇒長い間身に着ける結婚指輪の性質上、大変丈夫なコーティングでも時とともに起きるわずかなはがれからでも汗などでイオンが流れ出る以上、ずっとアレルギーを防ぎきるのは難しいと思います。
【シルバー】
⇒純銀は抗菌材として様々な普段使いの生活用品につかわれるほど人体に問題ない素材ですが、身に付けるアクセサリーにする時はほとんど銅などを加えた合金にします。柔らかい純銀ではおしゃれな細かいデザインにすると耐久性に難があるためです。なので除外です。
【ステンレス】
⇒医療用の器具にもつ使われるSUS316Lという種類のステンレスが、比較的安全と言われアクセサリーでもアレルギー対応製品として販売されてます。
私も製作したことがありますが、やはり4種類程度の金属が使われる合金ですので、ニッケルなど若干気になる成分もあり注意が必要と思います。
人によっては反応の心配がぬぐえませんので除外しました。
【K18WG(K18ホワイトゴールド)】
⇒ゴールドはイメージ的にOKな感じがするかもしれませんが、昔はニッケル入りが普通で、アレルギーになる方が多く、
パラジウムに合金を変更したことで発症する方は減少しましたが、そのパラジウム自体も汗などと反応すればアレルギーの可能性はあり、おススメ出来ません。
いかがでしょうか?
ご自分に合う素材のイメージが明確になってきましたでしょうか?他にもわからないことへのご質問、ご相談ありましたら、リモート、お電話、メール、
いつでもお待ちしております。
この記事がアレルギーで悩んでいる方、結婚式のご準備でご多忙なカップルの皆様のお役に立てばうれしく思います。
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